“2012年10月”の記事一覧

新たな道を

「コラム更新しないんですか」と、葬儀社の担当さんに言われてドキッ!

下書きばかりたまって、表にアップしてないのですわ。

ついつい、今度ちゃんと下書きチェックしたらのせなきゃねと思いつつ、日々の忙しさに追われております。

忙・・・心を亡くすと書く、すごいね。心を失わないように気をつけようっと。

 

今月に入って、ずっと一緒に仕事をしてきたスタッフが、お世話になっている葬儀社さんで働くことになりました。

彼女のご家族が亡くなられた時にその葬儀社さんでお式をし、私が納棺をさせてもらったのが彼女との出会い

納棺師という仕事に感動し、「この仕事をやりたい、学ばせてください」という強い思いに心を動かされ、2年間アイシスで勉強をしてもらっていました。

彼女にとっては、葬儀の仕事は夢に見ていた目標です。なによりも彼女が大フアンだったM葬儀社です(フアンクラブのある葬儀社って素晴らしいですよね)。

納棺師という仕事から、葬儀の仕事へと新たな道を進むことになった彼女。

納棺で学んだことをいかし、より素晴らしい担当さんをめざして頑張ってほしい。

ご遺族のために、故人さまのために、ぶれずに、流されずに、がんばろうね。

 

敦子

 

 

 

 

 

 

命のバトン

さる8月19日明け方4時43分、父が旅立ちました。

肺炎で入院して、自然死を選択し

見守りながらも待つ日々、辛い日々でした。

 

そばにつきそい、声をかけ、身体をさすり、手を握り、見送ることができました。

死ぬのが怖くなくなるような、静かで安らかな最期を父はみせてくれた。

看取れた満足感? 寂しさや悲しさよりも、不思議な暖かい幸福感で心が満たされました。
不自由な身体から自由になった父が、そっと包み込んで見守っていてくれるような、そんな気がしている。

こんな気持ちになれるなんて自分でもびっくり。
奇しくも通夜は私の誕生日でした。

私に命をくれた父が、たった一度きりの「死の授業」を授けてくれ

しっかりと命のバトンを受け取らせてくれたこと

これからの心の支えです。

 

敦子

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