“2011年”の記事一覧

グリーフケア講演会

10月もあっという間に過ぎ、11月。
秋も深まってきましたが、日中は暑いくらいの時もありましたが、やっぱり11月、昨日からぐっと寒くなりました。
コラムをマメに書かなきゃと思いつつ、仕事が続くとどうしてもそちらにエネルギーがそそがれてしまいます。
筆不精をおわびします。

先日、自死遺族を援助するNPOの講演会に行き、とても有意義な時間を過ごしてきました。
この仕事をしていると、グリーフサポート深い悲嘆にある人への援助の大切さを身にしみて感じます。
援助といっても上から下への目線ではなく、横に寄りそい支えになれるような存在になれたらいいなと思います。

仕事の現場では、その場で感じた言葉かけをしているが・・・
励まそうと発した言葉が逆に遺族を傷つけてはいないか、もっとこういえば良かった、こういう時どんな言葉をかけたらいいのだろう?どんな返事をすれば遺族の気持ちが安らぐだろう?
仕事が終わると、毎回自問自答のくりかえし。
まだまだ勉強不足で、経験も不足。
これからも、勉強を重ねていかなきゃね。

今月はあと一つ講演会に行く予定。
今回もそうだったように、忙しい中でも講演会にいくことができるのは、故人さまが「勉強してこーい!」といかせてくれているのでしょう、有難いことです。

 

敦子

 

 

唯一無二

まだ昼間は暑いくらいの陽気が続きますが、仕事の行き帰りに金木犀がどこからともなく香り気持ちを和ませてくれます。この香りをかぐと秋だなーと感じます。

毎日のように亡くなられた方に会い、ご遺族の方たちから故人の人柄をお聞きして、いつも思うのは
「人はみな唯一無二の存在」ということ

有名人でなくても、何か特別な働きをしていなくても、100歳以上生きても、たった一日しか生きられなくても
どんな人生を送っていても、その人だけの人生、どこにも同じものがない

みな、平凡じゃない、素晴らしいよ
故人の身体には、生きてきた証がたくさん残っている

もう目をあけてくれない、話してくれない
抜け殻のような身体ではあるけれど
一つの人生を終えたお身体は尊く愛しい
生きている時に、人間だもの、ひとつやふたつ悪いこともしてるだろう
いろんな事があったんだろうなぁ、子供の頃、若い頃、
家族も知らないようなこともたくさんあるだろね、喜怒哀楽の人生

そんなたくさんの人生の終焉にお世話させてもらうのって、すごいことだよね
故人さま、お疲れさまでした
あなたが一番幸せだったことは、なんでしょう?
楽しかった思い出はなんでしょう?
そんなことを思いながら触れさせていただいています。
最期にお世話をするご縁をいただいて、ありがとう

 

敦子

 

 

 

ホームページオープンです

ずっとホームページを作ろうと思いながら、なかなか時間がとれずにいましたが、友人たちの協力を得て「アイシス」のページをオープンすることができました。
協力していただいた皆様、ありがとうございます。

コラムでは、日々おもうことなど書き綴っていきます。

この仕事は「黒子」に徹しないといけない業務ではありますが、
「アイシス」ってほんとにあるの?
どんな人たちが仕事をしているの?
時間があるときにネットや携帯から連絡が取れたら?
そんな声がちらほらと・・・そうですよね、ホムペで少しでも自分たちを知っていただけたら嬉しいです。

今までも、これからも、どうぞよろしく。

敦子

 

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